消費税のしくみ (3/4)
消費税の計算の仕方
消費税は、課税売上げに係る消費税額から、
課税仕入れ等に係る消費税額を控除して計算します。
消費税(国税)の計算
原則(一般課税)
課税期間における課税売上げに係る消費税額から、
課税仕入れ等に係る消費税額を控除して、納付する消費税額を計算します。
(課税売上高×6.3%)−(課税仕入高×108分の6.3)=消費税額
※「課税売上高」は、消費税と地方消費税に相当する金額を除いた金額(税抜き)です。
課税仕入れ等に係る消費税額を控除するには、
帳簿及び請求書等の保存をする必要があります。
簡易な計算方法(簡易課税制度)
課税期間における課税売上げに係る消費税額に、
事業区分に応じた一定の「みなし仕入率」を掛けた金額を
課税仕入れ等に係る消費税額とみなして、納付する消費税額を計算します。
(課税売上高×6.3%)−(課税売上高×6.3%×みなし仕入率)=消費税額
※1:2種類以上の事業を営んでいる場合は、原則として、
課税売上高を事業の種類ごとに区分し、それぞれの事業区分ごとの
課税売上高に係る消費税額にみなし仕入率を掛けて計算します。
この制度は、基準期間の課税売上高が5,000万円以下の事業者が、
事前に届出書を提出している場合に選択することができます。
地方消費税の計算
消費税額×17/63=地方消費税額
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