商会第9回
商業簿記会計学の演習講義第9回目です。
講義内容は、連結会計です。
連結会計
持ち株の追加取得・一部売却、存外子会社、増資、子会社の欠損、
配当権利落ち株式の追加取得を学習しました。
連結会計は子会社の資本推移をしっかりと意識して解きましょう。
資本推移を把握できていれば追加取得や一部売却が出てきても対応しやすいです。
存外子会社として為替換算会計も出てきます。
子会社の欠損の場合、子会社の欠損のうち、
当該子会社に係る被支配株主持分に割り当てられる額が
当該被支配株主の負担すべき金額を超える場合には、
当該超過額は、親会社の持分に負担させます。
この場合において、その後当該子会社に利益が計上されたときは、
親会社が負担した欠損が回収されるまで、
その利益の金額を親会社の持分に加算する。
配当権利落ち株式の追加取得は、そもそも配当金は、
配当基準日現在の株主に対して行われるもので、
その日を過ぎて株主になった者は配当金を受け取る権利を有さない。
このような配当金を受取る権利のない株式を「配当権利落ち株式」という。
配当権利落ち株式を取得または売却した場合には、
株式の取得または売却に先んじて配当が実施されたとみなして持分計算を行う。
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