雛祭り
昨日は雛祭りでした。皆さんの家では雛人形を飾りましたか?
ところで、雛人形の並べ方と名前を知っていますか?
まず、一番上にいるのが内裏雛(だいりびな)ですね。
間違えやすいのが内裏雛と呼ぶときは男雛と女雛で一対だということです。
男雛をお内裏様、女雛をお雛様と呼ぶのは歌から広まった誤用です。
また、京都は女雛を左に並べますが、関東では右に並べます。
二段目には三人官女(さんにんかんじょ)。
内1人はお歯黒、眉無しで、これは既婚者を意味しているそうです。
三段目は五人囃子(ごにんばやし)。
向かって右から、謡(うたい)、笛、小鼓、大鼓、そして太鼓の順であり、
右から楽器が小さい順番に並んでいます。
四段目は随身(ずいしん)。右大臣と左大臣です。
向かって右の左大臣が年配者、向かって左の右大臣が若者です。
真ん中にいるのが仕丁(しちょう)または衛士(えじ)。従者と護衛です。
通常3人1組で、それぞれ、日傘をかざしてお供する係、殿の履物をお預かりする係、
雨をよける丸い笠(かさ)を竿(さお)の先にのせてお供する係です。
改めて調べてみるといろいろな発見があります。
ちなみにJR総武線沿いの両国駅構内には、立派な雛人形が飾ってあるので、
時間があれば立ち寄ってみるのもいいかもしれません!(^^)!
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