減損および仕損
減損とは製品製造過程において材料が蒸発、粉散、ガス化、煙化などにより消失すること
あるいは製品化し得ない無価値の原材料部分の発生をいい、
仕損とは製品製造過程において破損、変形などによる不合格品の発生をいいます。
仕損は個別原価計算でやったので、減損を中心に学習していきます。
減損には「正常減損」、「異常減損」があり、
正常減損とは減損の発生が不可避的である場合、
製品を製造するために必要な原価であると考え製造原価に賦課します。
異常減損とは減損の発生が通常の範囲を超える場合、
製造原価に賦課せず非原価項目として処理する。
正常減損費の処理方法には「正常減損度外視法」と「正常減損非度外視法」があります。
また、減損の発生点も「始点発生」「終点発生」
「途中一定点発生」「平均発生」があります。
講義の内容としてはあまり難しくはないですがワークシートの書き方と、
どのやり方を求められているのかを意識して解かないといけません。
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