商会第8回
商業簿記会計学の第8回目です。
今回の講義内容は有価証券、デリバティブ取引、為替換算会計、税効果です。
有価証券
保有目的区分の変更
有価証券の保有目的等による分類は、取得時点の意図によるため、
取得後における保有目的区分の変更は原則として認められない。
しかし、資金運用方針の変更など正当な理由がある場合には変更が認められる。
ただし、満期保有目的債券への分類は、その取得当初の意図(満期まで保有)に
基づいているため、取得後の満期保有目的債券への振替えは認められない。
デリバティブ取引
オプション取引
オプション取引とは、ある特定の金融商品(原資産)を、将来の特定日(満期日)又は
特定日までの期間において、指定した数量を指定した価格で、
原資産を買う権利(コール・オプション)又は原資産を売る権利(プット・オプション)
を売買する取引である。
スワップ取引
スワップ取引とは、一定の期間、取引の当事者間で、お互いに等価と思われる
金融商品に係る将来キャッシュ・フロー(将来受け取ったり支払ったりする予定の資金)
を、合意した条件で交換(スワップ)する取引である。
為替換算会計
為替換算会計はいろいろな取引との複合で出やすいです。
転換社債型新株予約権付社債や本支店会計、
荷為替などを外貨建てでやる場合があります。
まず個々の処理を適切に行いそれから為替換算を行います。
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