Ｈ２７相続税申告状況
この度、国税庁のホームページにて、
平成２７年分の相続税の申告状況について公表されました。
これは、平成２７年中に亡くなられた方から、
相続や遺贈などにより財産を取得した方についての
相続税の申告状況の概要が記載されています。
平成２７年中に亡くなられた方（被相続人数）は約１２９万人で、
平成２６年の約１２７万人とほとんど変化がないのに対し
これらのうちの相続税の課税対象となった被相続人数は
Ｈ２７が１０３，０４３人でＨ２６が５６，２３９人。
課税割合はＨ２７が８．０％でＨ２６が４．４％となっており、
平成２６年より３．６ポイント増加しました。
これはやはり、平成２７年１月１日以後の相続等については、
平成２５年度税制改正により、基礎控除額の引下げ等が行われて
いることによるものと思われます。
相続税は人ごとではなく、身近なものになってきたことを示す
わかりやすい指標ですね。
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