サラリーマンの税金B
サラリーマンでも確定申告が必要な場合はありますか。
また、申告すれば税金が還付されることがあると聞きましたが、
どのような場合でしょうか。
また、申告すれば税金が還付されることがあると聞きましたが、
どのような場合でしょうか。
次に当てはまる人は、確定申告が必要です。
- 給与の年間収入の合計額が2,000万円を超える人
- 給与所得と退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人
- 2 ヵ所以上から給与もらっている人
次に当てはまる人は、確定申告をすれば税金が還付される場合があります。
- 年の途中で退職し、年末調整を受けていない人(下記参照)
- 一定額の医療費を支払った人(Q10参照)
- 借入金で住宅を新築、増改築、購入した人(Q27参照)
- 災害、盗難、横領の被害に遭った人(Q13参照)
- 特定の寄附をした人(Q11参照)
- 一定の特定支出のある人
※源泉徴収票Cの金額が0 円の場合は還付はありません。
ひとくちメモ〜特定支出とは〜
通勤費、転居費用、研修費、一定の資格取得費、単身赴任者の帰宅旅費、
勤務必要経費などのうち、一定の要件を満たすものをいいます。
これらについては「給与所得者の特定支出控除」という制度により、
確定申告をすれば税金が還付されることがあります。
詳しくは税理士にご相談ください。
年の途中で会社を退職しました。
確定申告をしなければなりませんか。
確定申告をしなければなりませんか。
サラリーマンが毎月の給与・賞与を受け取るときには所得税が源泉徴収され、
1 年間に徴収された所得税は、年末調整を通じて精算されます。
しかし、年の途中で退職した場合は年末調整が行われないため、
確定申告を行うと所得税が還付されることがあります。
確定申告の期間は、その年の翌年2 月16日から3 月15日までです。
源泉徴収票、退職後の社会保険料、
生命保険料控除を受けるための証明書などの準備が必要です。
なお、還付申告の人は、翌年1 月1 日から5 年以内であれば、
申告書を提出することができます。
また、退職した年に再就職し年末まで勤務している場合には、
再就職先に前勤務先から交付を受けた源泉徴収票を提出し、
年末調整を受けることができます。
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