部品構造が階層的な製品の標準原価計算
製品を製造するために必要となる複数の部品を部品製造部門(工程)で製造し、
その後、その事製部品を使用して、
製品組立部門(工程)で組み立て作業によって製品を完成させる場合がある。
標準個別原価計算
標準個別原価計算とは、個別原価計算に標準原価を組込んだ原価計算をいう。
個別原価計算とは、1単位当たりの製品あるいは一定数量単位(ロット)の製品に対し、
製造指図書を発行して製造原価を製造指図書別に集計する原価計算の方法である。
全部原価計算と直接原価計算
全部実際総合原価計算
全部実際総合原価計算とは、製品原価を計算する際、
全部の製造原価で計算する実際総合原価計算である。
なお、全部原価計算は、原価計算基準上の原則的な計算方法である。
直接実際総合原価計算
直接原価計算とは、総原価を変動費と固定費とに分解し、
売上高からまず変動費を差し引いて貢献利益を計算し、
貢献利益から固定費を差し引くことによって営業利益を計算する損益計算の一方法をいう。
直接実際総合原価計算とは、製品原価を計算する際、変動製造原価のみで計算する実際総合原価計算である。
なお、固定製造原価は全て期間原価となる。
今日の範囲は2級の復習もあるので、
忘れていることも含めてしっかり確認しておきたいです。
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