連結会計Ⅶ
持分法
持分法とは、投資会社が被投資会社の資本および損益のうち
投資会社に帰属する部分の変動に応じて、
その投資額を連結決算日ごとに修正する方法をいう。
持分法は、連結財務諸表の作成にあたって、これを補完するために適用するものであり、
個別財務諸表の作成にあたって適用することは認められていない。
持分法の基本概念
連結貸借対照表に記載する被投資会社に対する投資
（非連結子会社株式および関連会社株式）は、被投資会社の資本および損益のうち
投資会社に帰属する部分の変動に応じて評価することになる。
連結と持分法
連結は連結会社の個別財務諸表を合算して連結財務諸表を作成するが、
持分法は個別財務諸表を合算せず、被投資会社に対する投資を修正するのみである。
連結税効果会計
連結財務諸表における税効果会計とは、個別財務諸表における一時差異等に係る
税効果会計を適用した後、連結財務諸表作成手続きにおいて
連結財務諸表固有の一時差異に係る税金の額を期間配分する手続きをいう。
お問い合わせフォーム