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構造的意思決定T

構造的意思決定T

 

 

設備投資の意思決定

 

設備投資の意思決定とは、製品を生産販売するために使用する固定資産

 

 

(土地、建物、機械など)への投資に関する意思決定である。

 

 

 

キャッシュフローの予測

 

貨幣の時間価値

 

複利計算と将来価値

 

銀行などに資金を預ければ、約定の利率にしたがった利息が得られる。

 

 

複利計算とは、一定期間後の利息を元金に加算した元利合計を次期の元金とし、

 

 

次期には、この新しい元金を基礎として利息を計算することをいう。

 

 

また、複利計算を前提として計算される一定期間後の元利合計を将来価値という。

 

 

割引計算と現在価値

 

割引計算とは、複利計算と全く逆の計算であり、

 

 

将来キャッシュ・フローが現時点においてどれだけの価値を持つのか計算することをいう。

 

 

また、割引計算の結果、計算された金額を現在価値という。

 

 

年金原価係数による現在価値の計算

 

各年度の将来キャッシュ・フローが同額(年金)である場合には、

 

 

現価係数の合計値に相当する年金現価係数を利用することにより、

 

 

一括してキャッシュ・フローの現在価値合計を計算することができる。

 

 

正味現在価値法

 

正味現在価値とは、各年度におけるキャッシュ・フローを

 

 

資本コスト率で割引いて計算した現在価値合計から、

 

 

投資額の現在価値合計を差し引くことにより計算される値である。

 

 

 

法人税等とキャッシュ・フロー

 

法人税等を考慮したキャッシュ・フロー

 

法人税等は現金支出を伴うため、

 

 

その金額はキャッシュ・フロー計算に含めなければならない。

 

 

費用のうち減価償却費などの非現金支出費用は、キャッシュ・フロー計算には含めない。

 

 

しかし、非現金支出費用がもたらす法人税節約額は、キャッシュ・インフローとして

 

 

キャッシュ・フロー計算に含めなければならない。

 

 

 

中小企業の強い味方西村浩税理士事務所


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