商会第2回
商業簿記会計学の第2回目です。
今回の講義内容は、工事契約、債権、減価償却です。
工事契約
工事契約は落ち着いて解けばそこまで難しい論点ではないと思います。
見積総工事原価の変更と工事損失引当金に気を付ければ大丈夫だと思います。
演習講義の新しい論点としては、為替相場の変動により工事損失が発生する場合です。
工事損失引当金と為替差損益が一緒に出てくるのでなにがどの金額に対応するのかを
しっかり意識して解いていかないとです。
債権
債権については基礎編で確認した債権の譲渡(回収サービス業務権や債券売却損益等)
を確認しました。
受取手形の会計処理(金利部分を別処理する方法、利息の認識方法等)をやりました。
減価償却
減価償却は総合償却と耐用年数の変更です。
総合償却
総合償却では全資産の減価償却総額を全資産の年償却額の合計で除し
平均耐用年数を求め年償却額を確定します。
また、総合償却では資産の除却に伴う固定資産除却損は生じません。
耐用年数の変更
耐用年数の変更では残存耐用年数に注意をして当期の減価償却はどちらの耐用年数で
計算するのかを考えます。
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