工原第1回
工業簿記原価計算の演習講義第1回目です。
講義内容は、部門別個別原価計算と総合原価計算です。
今週の講義はお盆休みの関係から変則日程となっていて、
週3回もあるのがちょっと辛いです。
部門別個別原価計算
部門別個別原価計算は配賦基準と配賦方法の組合せが複数あり、
それぞれひと手間必要なので処理方法をしっかりと確認しておく必要があります。
また、責任会計上の観点から配賦基準が違う場合があります。
問題としては、各種配賦基準と配賦方法の計算、指図書別個別原価計算表の作成、
会話文の穴埋めなど特殊な問題も多くあります。
総合原価計算
総合原価計算では材料の投入形態、材料費進捗度、仕損品について注意が必要です。
また、工程別総合原価計算や個別原価計算から総合原価計算への切り替え
等級別総合原価計算、連産品などもあります。
一つ一つの処理は難しくないのですが、いろいろなパターンの組み合わせで
どんどん複雑化していくので、落ち着いて対処していくことが大切です。
工業簿記の嫌なところは、一つ間違えると連鎖的にどんどん間違えていくことです。
また、1問のボリュームも多く1日に問題を沢山こなせないので、
効率的な勉強方法が求められます。
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