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工業簿記原価計算の演習講義第２回目です。



講義内容は、全部原価計算と直接原価計算です。

全部原価計算と直接原価計算

同一資料から全部原価計算と直接原価計算の損益計算書をそれぞれ作らせる問題があります。



この手の問題は一見時間がかかりそうに思えますが解き方の手順を知れば短時間で解答できます。



まず、直接原価計算の損益計算書から作成します。



直接原価計算の損益計算書は



変動売上原価を利用して作っていくので（売価−変動費）×販売量で簡単に求められます。



次に全部原価計算ですの損益計算書です。



全部原価計算の損益計算書は１から作るのではなく、



直接原価計算で作成した損益計算書に固定費調整を加えて作成します。



損益計算書を１から作成するのではないので、とても早く作成できます。



全部原価計算と直接原価計算では、簡単な総合原価計算が求められる場合もあれば、



工程別総合原価計算が与えられる場合もあります。



また、直接個別原価計算もありますので、



それぞれの解き方をしっかりと確認しましょう。

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