消費税
消費税が高すぎます。
顧問先の決算を組んでいるのですが、消費税が高すぎます。
利益に連動する法人税等は、儲かった中から支払うため、
比較的納税もしやすく節税対策もしやすいのですが、
消費税の節税対策に関しては、どうしても限界があります。
そして、消費税は利益と連動しないため、
たとえ損失であっても納税額が発生します。
それも多額の……。
業種にもよりますが、外注ではなく自社社員で賄っている場合は、
自社社員に対する給与は、消費税の経費になりませんから、
たとえ損益計算書上の当期純利益が損失であったとしても、
人件費、従業員給与、役員報酬を足し戻さなければなりません。
そのため、損失であっても税額が発生するという奇妙な現象が起きるのです。
利益が出ていないのに、納税額が発生するなんて、
どうやって納めればいいんだ……。
消費税の性質上、原則的方法では仮受消費税から仮払消費税引いた、
残りの数字を納めるので、理屈的には納税できるはずなのですが、
やはり事業を行っていると、
仮受消費税は日々の運転資金に回ってしまうので、
決算期に支払いが厳しくなります。
そのためには、日々意識的に積立、
金融機関を利用した定期積立金等を行っていく必要があります。
消費税8%で、この重税感……。
本年10月1日から10%に上がったらどうなってしまうのだろうか……。
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